アイススケート、あるいは氷の上を滑ることに関する歴史として、記録に残っている最古のものは、紀元前50年にさかのぼります。一方、最古のスケート靴は紀元前3000年のもので、スイスの湖で発見されました。正確な年代は分かっていないものの、スウェーデンではヴァイキング達がスケートをしていたと伝えられています。今日のような金属製の刃ではなく、ブレードの部分は雄牛やトナカイの角から作られていました。その後14世紀に入ると、オランダで初めて木製のスケート靴に金属の刃を付けたものが作られ、使用されるようになりました。

氷の上を滑ることは、スカンジナビアのように冬が長い国ではごく一般的ですが、スピードスケートの競技や金属製のブレードはオランダが発祥です。オランダでは運河を使ったレースが人気で、これはのちにスピードスケートへと発展しました。

1650年、英国王室がオランダへ亡命したことが、アイススケートが普及するきっかけとなりました。彼らがイングランドに戻ってから、スケートの催事を行ったことが記録に残されています。その後、オランダ人技術者たちによるケンブリッジシャーの沼沢地での放水路を望む場所でのレースやGreat Frost Fairなどが、氷上でのアクティビティの人気を盛り上げました。

1742年、エディンバラ・スケート・クラブEdinburgh Skating Clubが発足しました。世界で最初のアイススケート関連の団体です。一部の団員がカナダを訪れ、かの地でのスケート熱に火をつけ、それはやがて北米全体に広がりました。